Alam Energyが開発しておりました「ジャワ島における日用消費財工場及び印刷工場への3.1MW屋根置き太陽光発電システムの導入」事業が環境省の「令和4年度二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism: JCM)資金支援事業のうち設備補助事業(以下、JCM設備補助事業)[1]」に採択されました。
JCM設備補助事業はインドネシア政府と日本政府の協力の下で実施され、今回採択された事業は共同事業者であるPT Kao Indonesia(花王株式会社インドネシア現地法人)のジャワ島カラワン工場及びPT DNP Indonesia(大日本印刷株式会社インドネシア現地法人)のジャワ島カラワン工場の屋根に合計3.1MWの太陽光発電システムを設置するものです。
PT Kao Indonesia 及び PT DNP Indonesiaは初期投資を負担せずに価格競争力のあるクリーンな再生可能エネルギーを利用し、電気代を削減することが可能です。また、消費電力の一部を再生可能エネルギー由来に切り替えることで、事業活動における温室効果ガス(Green House Gas : 以下GHG )の効果的な削減に貢献します。本事業で想定されるGHG 削減量は、2,658 tCO2/ 年を見込んでおり、インドネシア政府の掲げる2060年までのカーボンニュートラル達成にも寄与するものです。
事業名 | ジャワ島における日用消費財工場及び印刷工場への3.1MW屋根置き太陽光発電システムの導入 |
太陽光発電設備 定格出力 | 3.1MWp(2か所合計) |
導入施設および所在地 | 「PT Kao Indonesia」カラワン工場(インドネシア、西ジャワ州、カラワン) 「PT DNP Indonesia」カラワン工場(インドネシア、西ジャワ州、カラワン) |
国際コンソーシアム構成事業者 | 代表事業者: アラムポート株式会社 共同事業者: 自然電力株式会社 PT ATW Alam Hijau PT Kao Indonesia PT DNP Indonesia |
着工 | 2022年12月より順次 |
試運転開始予定 | 2023年8月 |
[1] 優れた脱炭素技術等を活用し、途上国等における温室効果ガス排出量を削減する事業を実施し、測定・報告・検証(MRV)を行う事業。途上国等における温室効果ガスの削減とともに、JCMを通じて我が国及びパートナー国の温室効果ガスの排出削減目標の達成に資することを目的とする。優れた脱炭素技術等の初期投資費用の2分の1を上限として補助を行う。
■Alam Energyについて
2020年7月設立。Alam Energy は自然電力株式会社、NiX JAPAN 株式会社を基幹企業とするNiXグループ、太陽光発電設備の販売事業とその建設事業を行っているATWグループとアラムポート株式会社の合弁会社。インドネシアにて屋上太陽光レンタル事業を展開している。
・会社名: PT ATW Alam Hijau
・Headquarters:Wework Sinarmas MSIG Tower 37th Floor, Jl. Jend. Sudirman Kav. 21, Setiabudi, Jakarta Selatan 12930
・President Director:Soichiro Nishimori
・URL: https://alamenergy.co.id/
[株主企業Webサイト]
Shizen Energy Inc.: https://www.shizenenergy.net/
Alamport Inc.: https://alamport.net/
NiX Japan Co., Ltd.: https://www.nix-japan.co.jp/
PT Investasi Hijau Selaras: https://www.hijau.co.id/
<本件に関するお問い合わせ先>
Alam Energy 窓口
e-mail:contact@alamenergy.co.id
株主各社のプレスリリースへのリンク